約束の時間までに余裕があり東山界隈を散策しました。市内を見下ろすように立ち並ぶ計画的なお寺の配置はそれだけでも魅力的なところです。鮮やかなモミジの季節は深まって今は晩秋、もの淋しさ漂う境内は信仰心の薄い私でさえ神妙な気持ちになります。まさにもの想う秋です。
ここは法華寺、山のような折鶴はその方々の想いのほど感じられるところ。方やカメラを構えじっと立っている外国人の男性、境内に飛来する小鳥を待っているとか、カメラの先に小柿の古木ありました。小柿も霜の降りる頃が食べごろです。鳥もよく知っています。いや、鳥の方がよく知っています。本当においしいもののことを、秋は感じることが、私には多すぎます。
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