12日 9月 2015
昭和60年古民家に出会い、昭和61年古民家を移築、そして今があります。
02日 8月 2015
縁あって来てくれたこの板倉が愛おしくて仕方ありません。 もちろん昭和61年に移築した自宅も同じです。古民家独特の空気感、昔の建物には現代の建物では得られないものが確かにあります。 家との心地よい関係はこれからもず~っと続くことでしょう。 板倉ともそんな関係になれるよう大切にしたいと思っています。
30日 7月 2015
寡黙な基礎屋さんがコツコツと仕上げた布基礎が完成したその翌日、今日は、土台が据えられて役柱が立ちました。今の建物には見られない「貫」は柱と柱を補助的に結束し、壁を支え、そして地震の時は揺れをしなやかに受け止めあるいは逃がす、また意匠的にも優れているもので、昔の建物は貫を抜きにしては(笑)考えられません。貫を外すのも入れるものなかなかどうして甲斐性がいる仕事で見ているだけで勉強になります。
25日 4月 2015
「朝顔に鶴瓶とられてもらい水」今は使われていませんが今でも使用に耐える古井戸を見せて戴きました。東屋風で意匠の塊ともいえる井戸の覆いは、竹木舞からつくりあげ仕上げは白漆喰壁、三方の明かり小窓は竹格子を入れるという凝りようです。お宅は高台に位置し、その分井戸は深くて、覗き込むと引き込まれそうな雰囲気がありました。必要に迫られてつくられた井戸、往時が偲ばれます。今となっては在るだけでも素晴らしいことだと思います。
03日 4月 2015
金桶冨士神社の参道のなかほどの脇で、それこそず~っと集落の甍と祭りを見つめてきた柿の大樹が今冬に寿命が尽きました。古樹の根元はおよそ半分ほど枯死していて雪の重みに耐えられなかったのです。...
26日 2月 2015
集めに集めた古民家のソフト部材の雄、「板」、古い板を昨日拠出いたしました。拠出?...
18日 2月 2015
古民家暮らしは感覚的には清貧な暮らしで方であるようなないような・・・・・。 うまく表現できません・・・・・。...
04日 2月 2015
棟梁の想いを、棟梁が墨付けをして一人で刻んだ土台の継手・仕口にみることができます。どれもこれも手間も技術も必要な、建築用語的には「上等」なものばかりです。土台は全部新材に替えられます。150年前の大工に対する尊敬と自身の誇りがなければできることではないと思います。
31日 1月 2015
古材、ず~っと燻された古材はかりんとうのような色をしています。少し前までは柱が、今は横ものです。 加工された木口から樹種が分かります。芳香の桧、油性香の姫子松など、150年経てもその特性は失っていません。もちろん強度も保たれています。 広い仕事場にはどこを向いてもかりんとうが横たわっています。
28日 1月 2015
ちょっと前までは、厚く重い雪に覆われていた古民家が建つところは